2008年07月01日

風通信―いま、朱夏なり

雲間に月影かと見紛う

七月の夏、陽射し

稲田は緑に生い茂り

動くは白い鳥一羽二羽



朱夏など知らずとも

夏は、夏

南風の音を海に聞き

夕映えうつろう雲に

果てぬ夢を語りし夏。



そして、いま

朱夏の意味を知る

醒めぬ魂が叫び

血潮が炎えあがるとき

問う。

君、「朱夏たるや」

吾答える「いま、朱夏なりと」。







少し得体の知れぬ(笑)
風に戻って見ました〜!

顔を会わせた人には‥ただ笑いだけ 「風通信―」(毎月一日)だけは、時に―昔の私に帰って‥

実に退屈(笑)わがまま、 自己中な〜 他のカテゴリーも変わりないか‥? たはっ(∪o∪)。。。
  

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2008年06月01日

風通信―出来すぎの水無月

暦通りに六月がきた

早苗も植え終わり

農の作業は、

みな尽きたる月故に‥

長雨、続くのに水無月トカ



紫陽花は水が似合う花

雨に水滴‥まき水に

クモノ巣さへ、露リングにし

花は、まだつぼみに

朱をさす紅葉の手

大きな蟻が働き回りて。



入りし珈琲の店‥

青い尻尾の思い出よぎる

紫陽花、雨、赤レンガ

そして

白鳥の湖、メロディー流れ

出来すぎの水無月か‥



  

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2008年05月01日

風通信―うつりにけりな

花のいろは

うつりにけりな

いたずらに

やみよ散るほし

ながめせしまに


何時しか山、新緑に萌え

爽々の気天地に満つ

青嵐に疾駆する燕よ

人に教えしか

育くみし生命の愛しさを

はや、五月朝。





長雨なくて、夜空に散った星を数えていたら‥桜の 花も散ってゆきました
(笑)

風光る五月は、一年で一番爽やかな季節かも知れません‥お体を大切に、 風
  

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2008年04月01日

風通信―卯月の残り花

まだ おやすみですか

鴬さん、それとも

春休みですか‥?

芳しい梅の香なくても

陽光も遊んでるし

ほらっ、

まだこんなに枝垂れ

清んだ鳴き音聞くために



ちょこっとつぶやいた

卯月の朝―残り花
  

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2008年03月01日

風通信―有明の春匂ひ

どうだろう‥
澄んだ風の色ー。

有明の月くっきりと‥
一日多い閏年の朝だった

一日明け、
冬から春へ―弥生月。

夜明け前‥変わる空色

陽の色映し「あかつき」と
明さまして「あけぼの」や

夜が明けきるすこし前
‥「朝ぼらけ」

明けてばら色、「東雲」と
つづる言の葉春めきて

手ぶくろはずし風にふれ
古人が見た色‥聞いた色

吾もからだすべてで感じたく、胸いっぱいに深呼吸

吸いこんだのは、
まだ淡い‥有明の春匂ひ
  

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2008年02月01日

風通信―花びら三まい

細かな雪が舞っている

「細雪」、ささめゆき‥

というのだろうか

うすらと紅みさした

空の下、ささやくように

ちゅん、ちゅんと小鳥

すがたなく、さえずる

いのち いっぱい集め

魚は見えず‥

うす凍りに山茶花の

花びら三まい

静かな如月の朝
  

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2008年01月01日

風通信―「福」の花寄せ

穏やかな鄙の年明けは

柏手打ち、平安いのり
社の前の焚き火に温もる

流れる薪の煙りに遊び
軽口叩き笑いあう‥

里山に住む者の晴れの日
いまにつづく営みの贅。


帰り、春迎える贈り物‥


封を解きあければ
かしわ手不用のお年玉

晴れ祝う「福」の花寄せ



元日、 昼下がり  

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2007年12月01日

風通信―師走、夢うつつ

眠気の中で、夢うつつ

明けた師走は温かに

暮れる陽もう斜めに射す

真っ白なクリスマスツリー‥

ひとりスノーマンぶら下がり

すべり台で愉快に遊ぶ

一日、一日仲間増え

24人の仲間が揃えば

きっとサンタもくるだろう

その夜は‥目印に

candle一本だけ点そうか

慌ただし時‥

染みいる聖歌聞きながら



by
サロンド四季「びわ湖畔のクリスマスレッスン」より
  

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2007年11月01日

風通信―秋しぐれ

あったかな霜月は

雨がしとしと降ってます

これは時雨‥?

いや、雨です‥

坂道を下りるとき

落ち葉が濡れて道端に

昨日はきれいに晴れて

風に吹かれてハラハラと‥

そんな落ち葉の様子は

‥秋しぐれ
  

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2007年10月01日

風通信―色づく月は


神無月音もなく

霧―しずかに流れる

空とけ込むように‥

ひときわ鮮やかな

蕎麦の花

ねむ気まなこに白痛く

色づく月は色も少なく‥
  

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2007年09月01日

風通信―あっ、霧!

鹿が鳴いていた

夜ふける闇を裂き

男鹿の声か‥キューンー

目覚めて‥あけぼの

ふーん!九月か‥

淡い茜色につられて

見る朝は‥あっ、霧!


こすもす

しずかに涼しくゆれ

ゆっくりと 秋
  

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2007年08月01日

八月の朝


名知らぬ鳥たち
しきりに鳴く

陽が昇る前の朝は
淡い涼風ただよい‥


向日葵を
見あげた空は
もう夏色に変わって


何くわぬ顔して
来る季に

食えぬ奴だと
うそ吹く風は

眠けまなこに
稲田を忘れ

葉月の道あるく
  

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2007年07月01日

巣立ちの頃‥♪

文月の朝は

雨を待つような曇り空‥

まだ紫陽花が咲いている

今朝は紫色の

鮮やかさがひときわ

目に染まる‥

アナタは

見たことがありますか?

‥稲が風に波打つ

美しい風の色をー♪

ああ― その頃は

巣立つ子ツバメが

やがて南の国へ

旅立って行く頃か

もうすぐかなあ―♪
  

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2007年06月01日

風通信―燕群れ六月は来た


川傍の田んぼを
燕が群れとぶ朝―

水無月は来た

縦横に駆けぬけ‥

戯れ遊ぶ燕よ

葉月の頃には

何処へ飛んでゆくのだ‥

曇り空に

柔らかに咲く黄菖蒲

あっ、バスが来た!

笑うように

燕がかすめゆく

おおっ、

また逢えるといいな
  

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2007年05月01日

風通信―五月雨の朝に

鴬の遠く鳴くのを聞き

新緑に細く降る五月雨の

葉っぱをゆらす音を見る

ポツポツと降る

コクコクとうなずく

静かに静かに

明ける時を

眺める我がいる

うれしい五月に

なりそうだ


さあー、出かけるか
  

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2007年04月01日

風通信―雨粒に暮れゆく、

晴れ間も昼過ぎまで
春霞みと覚えたのに
曇っても‥なお、
もう黄砂が舞う季節になったのでしょうか

遅い信楽の花はまだ芽も吹かず―。

あちこちの花便りと
鴬の鳴き音にくれ行く

卯月一日

ポツリと落ちる
雨粒を見る
  

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2007年03月01日

風通信―陽光すでに、

一月は行き

二月は果つる

短かに感じる早春の訪れ、

「弥生月」 禀とした冷気に

どこから来たか、

さえずり渡る鳥たちの

さえずり、

負けじと鴬ホーホキョ、

梅のツボミは膨らんで

「寒」の戻りに首を竦める‥

ここは狸の住む里の山。

陽光はすでに春、


[月に一度の季節の詩]
  

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2007年02月01日

風通信―季は如月一日

明けの闇、雀もせわしげ

チュン、チュンと「寒の戻り」も
苦にならないように‥

季は如月一日 春来る前に
生きる社会の冷たさ知れ

と、冬は忘れず人に言う

これが自然の情けか愛か
温かな人との触れあいは
冷たさも激しさも‥

訪れ来る春の「陽だまり」
  

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2006年12月01日

風通信―しはつ月、朝。

しずかに、しずかに

夜が明けました。

悲喜こもごも

「万事をし終えた」、

「為果(シハ)つ月」に

ひとつひとつ、

思い残すこと少なく

暮の支度を手帖に

書きだして‥!

さいわい、冬うらら


遅れて投稿/今はスッカリ冷えこんで 来ましたね、
  

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2006年11月01日

風通信―紅葉なく鹿一声

真っ赤に染まる

我が家の蔦、

霜月に入りて早枯れし。

熟柿も遅く黄葉が舞う

すでに初冬の気配の中で

もみち無く、

澄みわたる空のみ美しき

嘆くのか鹿よ!

紅葉淡きこの晩秋を‥

朝陽がようやく

昇りはじめた。

さあ、出かけるか
  

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