こころ温まる「小春日和」、
こんな日を
云うのだろうか
「小春日和」って
玄関を出ると
コツーンコツーン
と簾が揺れていた
なんと穏やかな朝
昨夜は明け方まで
硝子戸を激しくノックしてたのに
返事もしてやれずにいたのに
温かく涼しげな顔で迎えてくれた
すっかり枯れたと思ってた紫陽花が
杜若のような影を映している
何だか、季節外れの絵本の一頁を見たようだ
清んだ空は真っ青、
白い雲は
塊ったり、散ったり
姿は思い思いながら
流れる方向は
山陰に隠れるように
急ぎ足で去ってゆく
見上げた空も面白かったけど
ゆらゆら乱れ咲くシルエットの花は
もっと面白かった
ふと、我に返る、
アハッ、
あれや、これやと乱れた、チョロの頭は
チィートも面白くないのにと苦笑いする
さてさて
きょうは「乱れ頭」を調えようか、
(=`´=)こころ温まる「小春日和」、うふっ、
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