風通信―悲しみを止める花に恋する、
金糸梅の黄色が
とっても元気に
七月の朝にきらめく
あら、もう、
半年が過ぎたか、
久しぶりに見た燕
忙しげに飛び交う
燕の群れを見ると
何故かほっとする
一年、一年、歳は経ても
季は忘れずにやって来る
南の島よりの客人達は、
一体何処から来て何処へ
まだ謎めいて秘密っぽい
梅雨空の後、カラリと晴れた空は
太陽は輝き、きらめき始めるだろう
降りしきる雨にも負けず
雨の滴を受けとめ
色鮮やかに光り咲く金糸梅の印象から
「悲しみを止める」
と云う光栄な花言葉が贈られている
風の吹かない七月の朝
さて、そんな花に恋し
大好きな月に加えたいものだ、
2016.7.1. 風
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