麦秋過ぎて
こんなに美しい姿を見せてくれていた「麦畑」
五月の末に刈られたらしい。畔田を歩くひとに聞いたら、一緒に残念がってくれた。
別れ際にまた来年来なよ、生きてたらまた見れるさ・・優しい人だった。
麦秋
別れの言葉なく
麦秋は去って行った
南風に乗り蘇る
鮮やかな思い出
また 夏がやって来る
懲りずに未練たらしくあちこちの麦畑を探し周って見つけた畑。これでお終いにしよう・・。
対話
虚ろな多弁
怒り超える哀しみ
天指す樹を
揶揄う(からかう)雲の愛嬌に
優しき言葉知る
麦畑のホン近く堂々と聳える樹と揶揄うよに遊ぶ雲を見れば、昨今の世相を詩いたくなった。
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