3.11記憶の向こう 五行歌
あれから7年の月日が過ぎました
いまインスタに投稿しました。このブログにも記事にします。福島第二原発の除染や炉心の取り出しはまだまだ、しかし東北の町それぞれの違いはあるにしても 復興は進んでいるとのnewsは聞きました。
しかし、ほんとうに東北の人たちの悲しみに寄り添った復興になってるのでしょうか。ここに使った写真の子は泣いています。多分声をあげて泣いているでしょう。しかし悲しみの涙も枯れてしまった。今の悲しさは、私たちの声が届いていない!と云う悲しみです。
人によって悲しみの様々の差異はあっても、失われた故郷への思いは共通しています。そんな思いを詩歌を添えて作りました。
記憶の向こう
地震と津波だけなら
記憶のまちは残った
悲しみ知らない復興
原発再稼働を聞けば
郷里は遠い記憶の向こう
この木彫は大学の友人の作品です
決して 忘れてはならない
風化させてはならない
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