2016年02月15日

「またなあ〜」、

夜遅く吹いた

「春一番」の後

ゆるんだ大気が

また冷えた


小雪が時おり

散らついたのに

この木槿の

力強さは何だ、


この地に来た時に

妙に親しげに話し掛けてくれた男が
いつしか親しい知人となっていたが
つい先日急逝した。

思えば夜、風の舎に向かった時に出会った
救急車に乗っていたのだろう
あの人ナッコイ声が今にも聞こえて来そうだ

それから彼は知人でなく友人だったと思い知る
坂道の上に咲く木槿は知るよしもないが
すでに、季はゆっくり春迎える支度をしている

朴訥に弾ける準備する 木槿の実に
彼の、あの笑顔を想い出す
モーニングを終えての別れ際のあいさつは、
いつも「またなあ〜」だった。

春が来たら言ってやろう
オイオイ、春だぞう〜!
ゆっくりしろやー、「またなあ〜」って




(=`´=)ご冥福を祈ります、(_ _)


同じカテゴリー(つぶやき)の記事画像
かなりの時が過ぎました。
お久しぶりです。
いつしか四月に
炎暑、危険な酷暑にお見舞い申し上げます
五月のあれこれは楽し
春待つ日々 そして灯り五行歌
同じカテゴリー(つぶやき)の記事
 かなりの時が過ぎました。 (2022-01-26 19:03)
 お久しぶりです。 (2020-09-21 17:38)
 いつしか四月に (2020-04-02 21:33)
 炎暑、危険な酷暑にお見舞い申し上げます (2018-07-23 00:01)
 五月のあれこれは楽し (2018-05-17 00:01)
 春待つ日々 そして灯り五行歌 (2018-02-15 00:02)


上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。