青空に腕を広げて、

2015年03月26日 22:54

薄氷を覆って

腕を広げる

「梅の精」



真っ青な空に

艶やかな花の色

隣で芽をふく

花水木に話す、



"次はアナタよ" と耳打ちをする

でも "まだ風は冷たいでしょ"

"何言ってるの、風はいつでも 冷たいのよ"


先ほど、車を止めて見た闇空は

光りまばゆい星の群れ

梅の天蓋は シルエットとなり

三日月くっきり浮かんで 煌々と照る


こんな夜半、もう少し風がぬるめば

一芸さんが描く「麗人」の姿を見るかもしれない


美しい梅や桜花に棲む「花の精」は

誰にも 見果てぬ夢を宿すというから‥





(=`´=)‥フム〜♪


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