木漏れ日に、篭る言の葉

2015年10月28日 07:38

いつまで、と

思うくらいに

秋晴れが続く


木漏れ日に

色づいた落葉

ジット見てると

その色合いに

ほっ、とする



熟した木の葉のように、優しさ篭る言の葉も
人のこころを和らげて安らかにする時がある
誰に責がなくても責めを抱え胸苦しいときなど
そんな言葉に気持ちが救われる


昨夜ちょっと雨粒に出逢ったが、
晴れる日あれば、雨の日もある
季節はかわらずめぐって来るが、常に同じでない
黄熟する落葉の美しさもそうだろう

そんなことを静かに話してくれた木漏れ日の落葉
芽吹き、熟し、なお冬から春を待つ
万物みな同じでなく永遠ではない
人その摂理を知りながら、煩悩に苦しむ

いま(現在)健やかなことに感謝する
心、乱れることさえ健やかなこと、
木漏れ日の落葉‥そして優しく篭る言の葉が重なる

温かな秋の陽に輝く落葉
美しく染み出した色文様

カサリと揺れ
こころに滲みいった







(=`´=)秋もやっぱり好きだわ、てへっ


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