懐かしい頃の 五行歌
実家に帰った、隣の家から紅葉がトユに詰まって雨が流れないと苦情が来た。
姉を連れ妹と病院から帰って久しぶりに
開かずの戸を開けると庭一面に紅葉が散っていた。
チョット風が吹くとハラハラ ハラハラと舞い落ちる。びっくりする位美しい赤色の絨毯だ。
「あんなに小さかったのに・・」今は屋根を超えて腕をのばす。
そう云うと以前もそんな苦情を聞いたのに〜〜!頭が回っていなかった。(いつものことか・・)
庭に出て二階を見上げると、ここのトユも詰まっている。そう云えば「天神さん」に行って
苗木を買って庭でしゃがんでいた母の姿がよみがえる。この紅葉も「枝の形がええやろう〜」よく聞いた言葉だ。
庭にひらひら散る紅葉
大切にしてた母
声を聞いた気がします
元気にしてるかって
庭にひらひら散る紅葉
それから、しがらきに帰り見た夕暮れ、冬の空は冴え冴えとして身が引きしまる!!(うふ、ゼイにくなし)
結構好きなんです。冬の夕暮れは!!
きれいな雲に三日月一つ、決して負け惜しみでなく風狸の青春を励ましてくれました。
ポツリと三日月一つ
冬の夕暮れは
懐かしさをくれる
今日より希望は満ちると
空に呟いてた頃を
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