2015年05月09日
朝な夕な、

曇天から一転
春の終りに見た
日没の残照
細かに寄せる
さざ波のように
心が震えた
日がな屋内に閉じこもり
ゴミの束を抱え表に出た短かな時間だった
夕明かりと夕暮れとがせめぎあう「夕まぐれ」
山際が刻々と暮れゆく中
ほの紅く染まった空
小さな心の震えが心地よく胸に広がってゆく
人、心動くときを「感動」と云うのだろう
それにしても他愛なきは、「心と云う生きもの」
朝な夕な、意思とは別の表情を映し出す
それは、あたかも「海」が見せる表情のようだ
朝な夕な、
海凪いで穏やかな日あり
海しけて嵐荒れる日あり
朝な夕な、
人微笑んで生きる日あり
人我慢強く生きる日あり
朝な夕な、
心凪いで生きたいものと
心哀しくとも生きねばと
朝な夕な、
海のさざめき見るように
心のさざめき見るように
朝な夕な、
心雄々しく生きようと
心震わせ、生きようと
昨夜はお通夜、
信楽の「窯元」に生き短歌詠む女性を偲んだ
京より越し、この「信楽」を知る機会をくれた人だった
何が「縁」か、作歌をまとめられた歌集
「穴窯の炎」の編集をお手伝いさせていただいた
故人の栄えある「短歌一首」をご紹介し
ご冥福を祈り致します
「穴窯の攻めに入りたる火の唸り薪割る音や暁闇(ぎょうあん)の冷え」
(=`´=)ご興味ある方は(風のつぶやき2013.3.2.記事にて)
Posted by 風 at 05:48│Comments(2)
│つぶやき
この記事へのコメント
こんばんは
4月にお店へお邪魔した時も、椿さんからお母様のお話を伺いました。
お母様に以前2回ほどお目にかかった折は
老人車を押してニコニコされてたお顔を思い出しています。
風さんとのご縁を頂いた大切な窯元さんです。
謹んで御悔み申し上げます。
4月にお店へお邪魔した時も、椿さんからお母様のお話を伺いました。
お母様に以前2回ほどお目にかかった折は
老人車を押してニコニコされてたお顔を思い出しています。
風さんとのご縁を頂いた大切な窯元さんです。
謹んで御悔み申し上げます。
Posted by パル at 2015年05月09日 21:59
パルさん おはよう、
姉の件で京都の堀川病院に行ってた際に聞き、参列して来ました。
短歌集「穴窯の炎」を編むとき信楽の色々を教えて頂きました。
また、京都 山科「蓮月尼」との交友を知りました。
不思議ですね、その館でパルさんの絵画展‥‥ そして素晴らしい
詩を書かれますNさんにもご縁が広がったりと‥、
また秋には「湖南市文化ホール」でお世話ななります。ペコリ、
「穴窯の炎」の中にも素晴らしい歌が詠まれています。
思い出しながらご冥福を祈っています。
姉の件で京都の堀川病院に行ってた際に聞き、参列して来ました。
短歌集「穴窯の炎」を編むとき信楽の色々を教えて頂きました。
また、京都 山科「蓮月尼」との交友を知りました。
不思議ですね、その館でパルさんの絵画展‥‥ そして素晴らしい
詩を書かれますNさんにもご縁が広がったりと‥、
また秋には「湖南市文化ホール」でお世話ななります。ペコリ、
「穴窯の炎」の中にも素晴らしい歌が詠まれています。
思い出しながらご冥福を祈っています。
Posted by 風
at 2015年05月10日 08:53
