2015年12月09日

愛しさ灯す冬の街、

冬枯れ暮れる

京の街路樹

無慈悲な

風が吹きぬける


夕まぐれ

この風の強さよ

木の葉が

つむじに舞上がる


どんどん変わりゆく

京の街


ちょつぴり残る京風情の
街路樹の傍を
コートの衿を立て
急ぎ足で 行く人


いつしか街灯に
ビルの部屋に
明かりが点る
すっかり冬の町
こんな昔じみた
景色に出逢うと
この生まれ育った
町から、いよいよ
去り行くと思えば
何故か
愛しさに包まれる


底冷えの中に
言い知れぬ温かさが
残っていた
マフラーを巻いて
シンシンと冷える
寒さをこらえ
夢を語りあった町


そこには
とてつもなく
大切なものがあった
大切な時があったと
気づかせてくれた



「見舞い来て愛しさ灯す冬の街」




(=`´=)ハジー、、けど本音なんだわ、テレテレ、


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